工学男子の日常

モノづくりが好きな男子の日記です。

VTR250にホムセン箱を付けた話①

VTR250に乗ってる

というわけでタイトルで説明の8割は終わってる。

去年の8月からVTR250に乗っている。

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通学にも買い物にも使うのでほぼ常時シートバッグがついてる。

ときどき長ネギとか突き出したマヌケなスタイルで仙台市内疾走してるんだけど、最近もう少し荷物積みたいな~ということが増えてきた。

 

まず上のバッグ、開口部が小さくてヘルメットが微妙に入らない。

同じ理由でリュックを入れようとするとカバーに挟むしかなくて潰れちゃう。

あとリアキャリアを付けたのでスペースがもったいない。 

 

まぁ、もろもろの理由でリアボックスをつけることにした。

(一番の理由は購入したインパクトドライバーでなんか作りたかっただけだったりする)

 

実は以前にもサイドパニアを作ろうとしたことがある。

アルミ棒でフレームを組んで、アルミボックスを固定して、と結構な作りだった。

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なんで今使ってないのかというと、部室で作って走り出したら車止めのポールにぶつけて吹っ飛んでいったからだ。VTRの細い車体の感覚ですり抜けようとしたら無理だった。

ついでにアルミボックス(と思ったらコルクにアルミシート貼った箱だった)が軽くぶつけただけでバラバラになるような強度だったので、溶接ができるようになるまでこれはやめようと思った。

 

というわけで、縦に伸ばすならぶつける心配はなかろうしキャリアもあるからなんとかなるだろうと見切り発車した。

買い出し

ホムセン箱の利点、弱点なんかはもうあらゆるサイトで解説されていると思うので省略する。

まぁ便利vs見た目ということになるんだろうけど、そこは個人の好みとしか言いようがない。

 

まず僕のバイクについているキャリアはこれ。 

 FI化して新しくなったVTRの精悍な車体デザインを損なわない素晴らしいキャリアです。

 

今回チョイスしたホムセン箱はおなじみアイリスオーヤマのブラック、たまたま近所のダイシンでAmazonより安く売っていた。

 車体がブラックだしつや消しだからそんな浮くことはないだろうと思った。

グリーン&グレーも玄人っぽくていいんだけどいかんせん一般からの受けがイマイチ。

 

まだついていないので、ネットで固定しトーテムポールの如き様相で持ち帰る。

走ってる途中は対向車からギョッとされた。

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これの他にM6x25のトラスネジ、5mm厚のベニヤ、Φ6のインパクト用ドリルビットを買い込む。しめて3800円。

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ベニヤは箱の底にピッタリ合うようにカットしてもらった。

流石に専門の機械は直線がきれいだ。

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キャリアに紙をあてて穴の位置をうつしとる。

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もしかしたら検索で辿り着く人がいるかもしれんので上げておく。

結構キリのいい数字かと思ったら193mmとかあるので目安程度に。

とにかく内側の穴は110mmの正方形にあければ良さそう。

 

しかしこのキャリア、なんとも微妙な穴径をしていて実測約7mmであった。

最初M8かと思ってあてがってみても通らないしM6だと緩い。

(もしや7.62mmか!?ヤーポン法死すべし)

まぁ緩い分には精度が低くて良くなるのでM6にした。

 

箱の底につくベニヤに穴をあけ、キャリアの穴と一致していることを確かめて箱の穴あけに移る。

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今回活躍した先日買ったばかりのマキタのインパクトドライバー。

盛大に破片が飛ぶかと思って段ボールを敷いたが不要だったかも。

むしろベニヤにかけたヤスリの粉が厄介だった。

 

ここから本当なら内側の底にも同じくベニヤを当てるつもりだった。

箱が予想以上に丈夫な感じだったので、とりあえず外側の底だけ板を当てて使うことにした。

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バイクのキャリアに載せてワッシャーとナットを取り付け、インパクトで締め付ける。

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完成!!

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なんという違和感の無さ。純正オプションみたい。

揺すってみても車体が動くばかりでガッチリ固定されている。

振動が加わるとどうなるかは試走次第だけど、思った以上に似合っていて満足した。

 

そしてヘルメットがまるごと収納できるようになった。

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そんな高いものじゃないけど、やっぱり紐がかかっているだけのシートバッグとかミラーにかけておくのは心許ない。

あとこないだからタンデムが解禁されたんだけど、同乗者のヘルメットをどう運ぶか問題もこれで解消された(同乗者がいるかは別として)。

 

というわけで今度どこかに走りに行ってみて、ズレたり外れたりしなさそうならこれで運用していく。

夏休みの帰省でお土産をたくさん持たされても安心だ。

 

 

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