CD125Kが物置から出てきた話⑤ ~オイル交換・ガスケット作成・その他~
前回
オイル交換
この辺はまぁ普通のバイクと同じ。
ドレンボルト開けてゲージ見ながら継ぎ足す。
ドレンボルト
— だん (@kogakudanshi) 2020年8月20日
漂うTo be continue感 pic.twitter.com/2mjQa5iqFK
う~ん、真っ黒。
車体傾けたりキックを押したりしてなるべく全部出す。
交換するモノタロウの10W-30オイル。
じいちゃんからは10W-30って言われたんだけど説明書には10W-40って書いてあった。
まぁいいでしょう。
左のタッパーのオイルと比べると汚れがわかりやすい。
コーヒーみたい。
100均の漏斗突っ込んで補給する。
久しぶりなのでドレンから出てくるのを確認してからボルトを締めた。
その分も含めて1L缶が少し残った。
ゲージを見ながら少しずつ継ぎ足す。
走るようになったら最初は早めに交換するつもり。
ガスケット作成
前回キャブを外した際にボロボロになっていたガスケットを作り直す。
吸気側だし大した圧はかからないだろうけど、今後の練習も兼ねてガスケットシートを購入した。
液ガスも買ってみたけど今回は使わなかった。
シリンダー周辺でヤバそうなところあったら使うつもり。
鉛筆で形をなぞって穴位置に印をつける。
穴は書類用の穴あけパンチで開けた。
穴径はちょうどだったのでラッキー。
取り付ける。
実ははみ出た水色が目立っていたためこの後外周を0.5mmほど切り取り、マジックで黒く塗ってみた。
元通りにキャブを取り付けて完了。
ワイヤー注油
キャブを取り付ける前にスロットワイヤーとクラッチワイヤーの注油をした。
スロットワイヤーはこことキャブのアーム
クラッチワイヤーはレバーとここを外すとフリーになる。
高い位置の方からパークリを流し込んでシュコシュコ。
反対側から黒くなったパークリが出てきたら潤滑剤を流し込んでシュコシュコ。
アクセルの可動部も汚れを拭いておく。
手元にグリスがなかったので後で買ってこないと。
ワイヤーをもとにもどして終了。
アクセルは軽くなったがクラッチは固いままなのでたぶん内部に問題がありそう。
点火時期調整
ポイントを開けて仕組みをお勉強。
遠心力でカム位相が変化して点火時期が変化する。
これをバルブカムでやるとVTECになるわけだな?
この下にオルタネーターがある。
開けるときにガスケットを壊しそうになった。
こんな形状のは面倒だろうなぁ。
Fマークが点火時期なのでその瞬間に接点が開くようにポイントの円盤を固定する。
なるほど、急に電流をカットしてコイルの逆起電力でスパークするんだな。
ちなみにTが圧縮上死点だってさ。
電装系チェック
これは正直走るようになってからでもいいかと思った。
発注した部品が届くまで待つことになったのでやってしまう。
前にブレーキランプが点かないのは確認済み。
配線図とにらめっこして接続をたどる。
と思ったら電球が切れていた。
フィラメントが2本あるんだね。
6V3/10Wの表記を頼りに新品を発注する。
磨き作業
ブログには書かないが作業の半分以上は磨き作業をしている。
レストアの7割は磨き作業なんて誰かが言ってたな。
今回始めてピカールを使ってみたのだがこれ凄い。
布にとって磨いてパークリで落としたら新品みたいになった。
半世紀も倉庫に放置された部品とは信じられない。
オススメです。
匂い独特だしすぐ布ダメになるけど。
次回