CD125Kが物置から出てきた話⑦ ~ブレーキ清掃・タイヤ交換~
前回
前回エンジン始動してモチベが爆上がりした僕は、すぐにモノタロウでタイヤを発注する。
貼ってあったシールによるとCD125Kは前後3.00-17。
空気圧は前1.8kg/cm2、後ろ2.0kg/cm2(タンデム時:後2.4kg/cm2)。
しかしこの規格、微妙にラインナップが少ないぞ。
前後バラバラの銘柄になってしまった。
フロント
リア
チューブ
しかしモノタロウは安い。
それでいて配送は恐ろしく早いとくる。
当然3500円以上になったのでクソ重いタイヤ送料無料で運んでもらっちゃった。
タイヤ交換も当然初めて。
予習しておく。
モノタロウブランドのタイヤレバーセットを買ってみた。
ビードブレーカーは迷ったが買わない。
原付くらいなら無しで外せるらしいし、置き場所ないし。
タイヤ外し
今回はセンタースタンドのみでメンテナンススタンドは使わずやった。
コレくらいの重量とタイヤサイズがお家・一人・道具なしでできる限界ですな。
まず前のタイヤを外す。
ワイヤー類を外しておく。
緩みどめのピンを曲げて引っこ抜く。
形状的にインパクトのソケットで外せなくて一瞬焦ったが、車載工具にちゃんとそれ用のメガネレンチが入ってた。
関係ないけど最近の車載工具って柔らかい気がする。
本気で整備する人はいないからいいのかもしれないけど。
今回のCD125Kでは殆どの作業が車載工具でできるようになってて感動した。
アクスルシャフトを叩き出し、ブレーキごと外す。
100均の折りたたみ椅子大活躍。
これがドラムブレーキ。
挟まれないよう軍手をしてブレーキシューを取り外す。
粉塵が肺に良くないらしいのでパークリ(別名ブレーキクリーナー)をぶっかけて拭き取る。
だいぶ残っているのでそのまま使う。
外した側。
緑の塗料が載っている部分がワイヤーで回転して、ブレーキシューをドラムに押し付ける。
中央のがベアリング。
こちらもパークリで清掃。
後輪を外す。
チェーンカバーを外して
チェーンの張り調整の金具の手前に見えてるナット2つ外すとアクスルシャフトが外せる。
反対側でひっかかるのは写真手前のブレーキのアームと奥の棒。
こいつらを外してシャフトを抜き、前輪の泥除けが地面につくギリギリまで車体を前傾させるとタイヤを抜くスペースができる。
この辺は持ってる道具にもよるだろうけど。
僕の場合は写真の100均折りたたみ椅子をクレードルの下に挟んだらちょうどだった。
それでもタイヤを斜めにしないと隙間がなかったので結構ギリギリ。
原付なのでアパートのスペースでもタイヤ交換できる() pic.twitter.com/bGxpGu80Rp
— だん (@kogakudanshi) 2020年8月24日
完全に不審者。
リア側のブレーキも同様に清掃する。
注意すべきはリアの左側のベアリング1箇所だけシールがされてなくてボールが露出してるとこがあること。
もとからなのか外したときに砂が混入したのかわからないが、ベアリングを回したときにシャリシャリという感覚があった。
どちらにせよ注意して扱ったほうがいい。
いずれ分解してベアリングごと交換する。
タイヤ交換
古いタイヤから新しいタイヤに交換していく。
まずタイヤの淵の部分、ビードを外す(ビードを「落とす」というらしい)。
ホイールが傷つかないように新しいタイヤの上にホイールを置いて膝で体重かけたら難なく外れた。
そのまま一周ぐるりとベリベリ落としていく。
裏もぐるりと落とす。
そしたらタイヤレバーを隙間に突っ込みタイヤを外していく……のだがこの辺重労働だったので記録も記憶も残ってない。
特に迷うこともない単純な仕組みなので気合と根性と筋肉でなんとかする。
外れたら新しいタイヤを半分押し込み
隙間からチューブを入れて、穴からバルブを引っ張り出し、タイヤを全部押し込む。
チューブ入れ忘れると涙目で最初からやり直しになる。
2つやって超汗かいた。
ちょっとだけオフっぽいタイヤでスクランブラー風に。
とくに後輪はレトロな雰囲気とガッツリ合いそうで撮影が楽しみだ。
マフラーが邪魔でガチなオフは走れないんだけどね。
古タイヤと古チューブ各2本は例によって家の裏のガソリンスタンドで引き取ってもらう。手数料300円くらい。
いやぁ徒歩圏に大物引き取ってくれるとこがあって便利だ。
連日日替わりでオイルやらタイヤやらバッテリーを持ち込みにくるもんだから噂になってないか心配。
最後に、10分くらいアイドリングしっぱなしにした時の動画。
ほんのちょっとコックからガソリン、タペット?の蓋からオイル漏れてる
— だん (@kogakudanshi) 2020年8月27日
とりあえず安定してアイドリングできたので、明日地元帰ってナンバー取ってくる pic.twitter.com/alYM0jQcKE
次回