CD125Kが物置から出てきた話② ~輸送編~
作業のたびに実家に帰るわけにもいかないので、まず今住んでいる仙台に運んでくる必要があった。
道のりは約150km。
業者の相場調べたら3万ですって。
パーツ代もかかるのでなるべく安く済ませたい。
バイクを運べる車両と、積込みに必要な機材を探してツテをたどる。
CD125Kがあった母方の実家。サンバーを売ってしまったのでダメ。
農業をやってる父方の実家。数年前までおあつらえ向きの軽トラがあったのだが稲作をやめて売ってしまった。これもボツ。
レンタカー。業者の半額だが、機材がないのと時間が限られるのでボツ。
結局、高校の同級生でゲーム仲間の友達が貸してくれることになった。
そこそこ大きな農家で幌付き軽トラと1tトラックがあるという。すげーな。
農機を載せるためのレールも所有していたので完璧。
YouTubeで積込み方とロープでの固定を勉強しておく。
クソ暑い8月某日、軽トラが到着しエイヤッと積み込んだ。
やはり130kgもあると勢いつけないとあがらない。
動画で勉強したように、前輪を荷台の角に当て、フォークを下に引っ張って結ぶ。
後輪は左右に傾かないように右後ろと左後ろへ引っ張りながら結んだ。
と書いているが実は途中で揺れたときに倒れた。
前輪をガッチリ固定していたので大きく暴れはしなかったけど、間一髪。
この写真は途中でやり直した版。
最初はこうだった。
リアサスが沈んだときに片方が緩むと反対側も緩む張り方になっていた。
たぶんサイドスタンド無しで車体が左右に揺れないように固定するのがいいんだと思う。
このノウハウは果たして今後役立つんだろうか。
振動を避けて高速を突っ走る。
しかし軽トラ(キャリイ)、バイク積んで高速巡航しようとするとエンジンがヤバい。
坂道では露骨に速度低下するし、底まで踏み込んでるのに全然加速しない。
こまめにパーキングエリアでロープの固定を確認しましょう。
そしてなんとかアパートに到着。
フロントブレーキをかけつつ二人がかりでゆっくり下ろす。
写っているのが友人のIGA。
さすがにこれだけしてもらったのでバイト代を提案したら断られた。
以前頼まれて3Dプリントした分でおあいこだって。
さすがに申し訳ないので昼飯と実費(ガソリン代、高速代)は払う。
もつべきはモノ好きな友人である。
帰りは蔵王で温泉に入り、ソフトクリームなんかを食べながら交代で運転して実家に帰る。
久しぶりにマニュアル車を運転したけど4輪もいいもんだね。
ロープの固定は確実に!!ヨシ!!
今日も一日ご安全に!!
次回