CD125Kが物置から出てきた話④ ~キャブレター清掃~
前回
※キャブ初心者です!!一応勉強はしたけど間違いがあっても大目に見てください!!
100均でゴム手袋とタッパー、刺繍針を買ってきた。
専用の針を買うと800円くらいするのだけど、刺繍針でも特に問題なくできたのでオススメ。
上部のボルトを外すとダイアフラムが露出する。
これがCD125Kのキャブの特徴。
しかし破れやすい上に部品が入手できない。
一応大きな破れはなかったけど、小さな切れ目が2箇所。
Twitterで多少の破れは大丈夫と教わったのでとりあえずそのまま使う。
下部の留め金を外すとチャンバーが外れる。
このネジがつながるスペースにゴミが溜まって固まっていた。
パークリで溶かして掻き出す。
しかしこのネジおそらく真鍮製。
外すときに鉄製ドライバーを使ってたら傷がついてしまった。
この他にもキャブ内部のネジは柔らかいので注意。
フロートを固定しているピンに刺繍針をあて工具でコンコン押し出していく。
固かった~。抜くのに結構かかった。
右からスロージェット、メインジェット、ニードル(たぶん)。
メインジェットはネジ2周分見えてる状態、スローは完全に締めてあった。
光に透かして詰まっている穴がないか確認する。
念の為針で全部の穴を突いておいた。
実は奥の赤い輪っかを取り忘れたまま写真を撮ってる。
外部のネジを分解する。
アイドリングを調整するやつ。
左の空気量を調整するネジも外す。
普通ここにワッシャーが入ってるって聞いてたんだけど入ってないなぁ。
キャブクリーナーを吹いて漬け込む。
こっちは開いてる穴にキャブクリーナーを吹き込んでパーツクリーナーで飛ばしておく。
ジェットニードルはダイアフラムを固定しているネジが舐めてて外せなかった。
仕方ないのでキャブクリーナーを染み込ませた布で拭くだけにした。
というわけで元通り組み立てて終了。
ずっとゴム手袋をしていたので皮膚がシワシワ。
しかしここまで綺麗なら分解する必要はなかったかもしれない。
まぁ半分以上僕のお勉強みたいなものなので良かろう。
少なくとも各部のゴムの寿命が近いのはわかった。
なるべくオリジナルで復元したいけど別に純正にこだわるわけじゃないので、ダメならさっさと現代のキャブに交換するつもり。
こんな感じで直したんだか壊したんだか分からんキャブ清掃完了。
次回